災害支援に向けて

先週3月11日(金)午後発生した東北地方太平洋沖地震では、その規模の大きさは16年前の阪神淡路大震災をはるかに上回り、多くの人命が失われるとともに、多くの方が被害を受け、今なお避難生活を余儀なくされています。

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

連日その被害状況が報道されていますが、その被害地域が雪国という事もあり雪国の厳しい環境を知るスキーヤーとして大変心が痛みます。

自分達の生活に追われる中で西日本に住む我々が何かできる事がないかと思い悩む中で、色々な取組みが行なわれていますのでご紹介いたします。

駅前や街頭では募金活動が始まっています。私の周りでも個人団体で義援金を送ろうとの動きがあり、スキースクールでも送る事を決定しました。

また、災害物資として衣料品や毛布が必要とされていますが、スキーヤーならではのアイデアですが、燃料不足の中で少しでも寒さをしのげたらとの事で、防寒着としてスキーウェアが役立つのではないかとの事で提供を呼びかけています。

現在公式に行なっているのは、全日本スキー連盟(SAJ)が行なっている以下のプロジェクトです。

http://www.ski-japan.or.jp/official/saj/general/index.html
http://www.ilovesnow.jp/ones_hands/index.html
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スキーヤー、スノーボーダー自らが発起人となり、「I LOVE SNOW」One’s Handsプロジェクトを立ち上げ、財団法人全日本スキー連盟、日本スキー産業振興協会、日本スノーボード産業振興会とSAJ「I LOVE SNOW」キャンペーン事務局が協調し、財団法人 全日本スキー連盟が展開している「I LOVE SNOW」キャンペーンを旗印に、東北地方太平洋沖にて発生した地震の支援活動の一環として、救援物資の募集を実施することを決定しました。

避難所での生活を余儀なくされ、極寒の中で毎日を過ごす被災者の方々がまだたくさんいらっしゃいます。被災地では、毛布、衣類、防寒具が不足をし、依然非常に厳しい状況です。そのため、「I LOVE SNOW」One’s Handsプロジェクトでは、下記のとおり、防寒具を中心とした救援物資の募集を行います。

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また、スキー関連企業としてスポーツ用品店のパワーズさんが、各店舗での救援物資の受付を行なっています。
受付た物資は各店舗からSAJの「I LOVE SNOW」One’s Handsプロジェクト事務局へ23日(水)までに送るというものです。

http://www.y-spsys.co.jp/ev/powers/post_29.html

被災地域へはプロジェクト事務局が責任を持って送り届けるものです。
現在決定しているのは、この1回のみです。
新たな取組み等ありましたらこのブログにてご紹介いたします。

今のところ、店舗での受付は21日(月)までとなっています。

日付は替わりましたが、昨日私も個人的に趣旨に賛同し古いウェアですが、防寒着として提供してきました。
20年前にスキーをはじめた時に初めてのボーナスで大枚はたいて購入した思い出深いウェアです。
綺麗にクリーニングしてタンスの奥にしまっていたものです。

                             

ショップの一角に同様にご賛同頂いた方のウェアが集まっています。

                             

古いものですが、ダウンが入っており温かいです。

追伸  

先般ナショナルデモンストレーターである水落夫妻のレッスンを受けた時、スキー技術以外に、災害復興に関する気持ちも伝えて頂きました。

いち早く水落育美デモのブログにこの支援のアイデアが掲載されており、気づかされました。

http://ameblo.jp/ikumi-takahashi